お気楽な猫の毎日
2018.05.  123456789101112131415161718192021222324252627282930  2018.07.
最近見た映画
2013年にクラリネットを再開して以来、映画館で映画を見ることがほとんどなくなりました。週末は「何時に練習に行くか」を中心に動いているのと、翌週の準備をする時間も確保しなければいけないので、映画館で映画を見るための数時間がなかなか確保できなくなってしまったのです。でも、初期の頃からメンバーだったNetflixでDVDを借りて週に1本は映画を楽しんでいます。

さて、以下は今年の2月から3月に見た映画〜。
ネタバレもあるので、これから見ようと思っている人は読まない方がいいかも〜。
アカデミー賞絡みの作品は映画館で見るのを諦めて早々とNetflixに入れてDVDが発売されるのを待っていました。

maudie.jpg『Maudie』(2017)
実在した女流画家の生涯を描いた映画です。絵を描く才能を誰にも認められず家族からも見捨てられて暮らしてたMaudieは無骨な村の男Everettの家に家政婦として住み込みで働き始め、のちに結婚。彼女が描いた絵は次第に世の注目を集めて行きます。精神的な発達障害ゆえに社会からとりこぼされ生きることに苦労しているMaudieと、粗暴で社会性のないEverett。心が通い合ってるのかないのか悩んじゃう場面もありましたが、お互いにお互いを必要としていたんだなぁ…と最後はしみじみしました。


floridaproject.jpg『Florida Project』(2017)
フロリダのディズニーワールドにほど近い場末のモテルに暮らす「流れ者」的な貧しい人々を描いた半ドキュメンタリーっぽい映画です。生きる目的も何もない母親と暮らす6歳のMooneeは大人を手玉にとって小銭を稼いだり、近くにある廃墟同然になっている分譲住宅で火事を起こしたり、次から次へと問題をおこしつつも逞しく生き延びています。しかし、母親が売春、窃盗、暴行と事件を起こしたことから福祉施設に保護されることになってしまうのでした。住み着いてしまった人々にうんざりしながらも世話を焼くモテルのマネージャーを演じたWillem Dafoeの疲れた演技が秀逸でしたが、この子供達、貧しい家族の置かれた状況があまりにも現実味を帯びていて、娯楽としては楽しめませんでした。


ladybird.jpg『Lady Bird』(2017)
カリフォルニア州サクラメントに住む高校生Christine (= Lady Bird)。稼ぎのない父親とそれを補うために一家を支える母親。Christine は何とかしてこの家を離れて、できるだけ遠くの大学に入りたいと願っているのですが、母親は猛反対し、Christineを否定するようなことを言いまくります。私はこの母親に自分自身の母親が重なって見えてちょっと疲れました。最後はなんだかHappy Endingのようにまとまるのですが、そこがなんだか嘘くさい…ま、映画だからね。


callmebyyourname.jpg『Call Me by Your Name』(2017)
1980年代、イタリアの小さい村でバカンスを過ごしている一家の元に、アメリカ人の若い研究者が下宿することになります。一家の息子17歳のElioとアメリカ人青年Oliverは次第に惹かれ合うようになります。Elioの両親が息子の同性愛に対してものすごくsupportiveで驚き…。二人の揺れる心やふれあい、別れ…何もかもがすごく繊細に描かれていて美しい映画でした。


shapeofwater.jpg『The Shape of water』(2017)
アカデミー賞受賞作。Maudieを演じたSally Hawkinsがこの映画でもいい味を出していました。アマゾンで村人から神と崇められていた半魚人が捉えられて、アメリカ軍の研究施設に連れてこられたところから物語が始まります。研究施設の清掃係として働いているElisaは幼い頃に犯罪に巻き込まれたことから言葉が言えませんが、彼女と半魚人は言葉を超えてお互いに惹かれ合うようになります。研究のために殺されそうになった彼を施設から逃がしアパートに匿うElisaですが、追っ手が迫って来るのでした。久しぶりにファンタジーを見ました。夢を見ているかのような、とても美しい映画でした。


threebillboards.jpg『Three Billboards Outside Ebbing, Missouri』 (2017)
アカデミー主演女優賞受賞作品。Frances McDormandは『Fargo』(1996)でも主演女優賞を受賞しましたが、犯罪をテーマにした映画なら『Fargo』の方がまだちょっと笑える要素があって好きかも。この映画は暗い…憎しみと悲しみと差別、偏見がどろどろ〜っとしてて、ちょっと息苦しい感じでした。でも、Frances McDormandを始めとして出演している俳優の演技はすごくよかったです。

以上、話題になった映画を続けざまにみましたが、この中では私は『The Shape of water』が一番良かったな〜。
映画でなければ表現できないファンタジーがあり、でも、その中に訴えかけてくる強いメッセージを感じました。半魚人とElisaが今は青く深い水の中で幸せに暮らしているんじゃないか…と想像してしまう、ある意味「大人のおとぎ話」だったと思います。原作の小説もすごくいいという話なので、そちらもいつか読んでみたいです。

2018.03.25 Sun 16:00
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